東京餃子通信編集長の塚田です。
鶴見の地元住民の方においしい点心のお店があると聞いてやってきたのがこちら福盈門。
JR鶴見駅と京急鶴見駅のどちらから歩いても2分程度の好立地です。
香港飲茶、小皿料理の専門店のようで、支店は川崎駅前の川崎日航ホテルやサラリーマンの聖地ニュー新橋ビルにも入っているとのこと。
21時過ぎという遅めの時間に到着したのですが、落ち着いた雰囲気の店内はほぼ満席。
かなりの繁盛店の様子です。
メニューを見ると点心メニューがかなり豊富。
しかもお店で点心師の方が作っているようです。
これは期待出来ますね。
まずは香港点心ではないですが、お決まりなので焼き餃子を注文。
焼き目がとてもキレイな餃子です。
薄皮に餡がたっぷり包まれていました。
とても餃子を丁寧に作っているのが伝わってきて好印象。
サクッとした食感とやや甘めの味付けが印象に残りました。
とても優しい感じの味付けで、食欲が促進されます。
続いて咸水角(ハムスイコー)を見つけたので注文。
香港ではとてもポピュラーな点心ですが、日本ではあまり見かけません。
日本風に言えば揚げ餃子の一種ともいえますが、皮は発酵させているので揚げパンの様な食感。
皮の中には豚肉やエビなどの五目餡が入っています。
餃子というよりもピロシキとかに近いような気もします。
続いてエビ餡の水餃子。
中国東北部のモチモチ皮の水餃子ではなく、薄めの皮に包まれた水餃子です。
皮は薄いのですがしっかりとコシがあっておいしい。
具だくさんのワンタンといったほうがイメージに近いかもしれません。
この後、大根餅も中もしたのですが写真を撮り忘れ。
大根餅は干しエビの香りがとても良かったです。
ラストは生煎包(シェンチェンパオ)。生煎包は日本ではその見た目から焼き小籠包と言われることがありますが、小籠包ではありません。
包子を焼いたものなので、皮は発酵させてちょっと膨らんでいるんですよね。
ですから焼き饅頭の方が正しい表現かもしれません。
福盈門の生煎包は、上海で一般的な生煎包よりもさらに皮を膨らませているので、豚まんの底を油で揚げたような食感です。
ゴマが敷いてあって香ばしい香りになっている工夫も見逃せません。
とてもリーズナブルな価格で美味しい点心が食べられて大満足。
家族連れにもオススメです。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!