東京餃子通信編集長の塚田です。
過去に何度も本ブログに登場している新丸子の「瓦奉店」。
小さなお店ながら薬膳水餃子の専門店として各種メディアなどにも取り上げられている人気店です。
- 新丸子の知る人ぞ知る水餃子専門店、瓦奉店(ガボウテン)に行ってきた。
- 疲れた体に元気注入!新丸子「瓦奉店」の本格薬膳特製スープ餃子
- 久しぶりの瓦奉店で餃子定食
- 【新丸子】水餃子の名店「瓦奉店」で食べる揚げ餃子
先日、等々力競技場に行った帰りに久しぶりに新丸子駅に来たので立ち寄ってみることにしました。
表の看板は頻繁に文章が書き換えられているのですが、今回は春節のお話。
中国では水餃子は春節の食べ物ですから、今が一番美味しく食べられる季節ということです。
週末のランチタイムだったのですが、このタイミングで客は私だけ。
のんびりとランチが楽しめます。
店内にはお店が取り上げられた各種メディアの紹介が貼られています。
玉城ちはるさんの「餃子女子」にも掲載されていましたね。
最近では「餃子バンザイ」の今柊二さんの神奈川新聞での連載「かながわ定食紀行」でも取り上げられたようです。
今柊二さんの記事でも触れらていましたが、瓦奉店では現在の店主さんのおじい様が満州時代に覚えた本格的な中国の水餃子が由来になっています。
さて、数ある餃子メニューのなかから今回選んだには薬膳ヒスイ餃子。
緑色に色づいた水餃子とおかゆ、そして小鉢2つのセットです。
実は中華粥も瓦奉店の人気メニューの一つ。
このお粥は、生姜粥。生姜が強めに効いていて体が温まります。
免疫力が下がる寒い季節には嬉しいメニューです。
そしてこちらがヒスイ餃子。
皮には小松菜の汁が練りこまれていて緑色に色づいています。
一つ一つ手延べで伸ばしたモチモチの食感の皮。
そして小麦の味もほんのりと感じられます。
本場中国では水餃子は皮が主役だということがよくわかります。
餡は豚肉と白菜、そしてこちらにも小松菜が使われているとのこと。
シャキシャキ食感が残る野菜類に荒く刻まれた豚肉。味付けも優しく餡の香りもとてもよい。
下手につけダレをつけるよりもこのまま食べるのが良さそうです。
別の日にさらに再訪して海老入り餃子もいただきました。
こちらは皮の色がほんのりピンク色。
包み方もヒスイ餃子とは異なって特徴的です。
一度包んだ餃子の両端をもう一度重ねて閉じたような包み方。
ヒダの部分が厚くなるので、モチモチの手延べ皮の食感がさらに強くなるイメージです。
餡のベースは豚肉と白菜、ネギですが、干しエビで香り付けをされていて、旨味も増しています。
黒酢をつけてもよいですが、タレなしで十分に美味しい餃子です。
水餃子専門店のアレンジ餃子だけあってヒスイ水餃子も海老入り水餃子もかなりの実力。
しかも薬膳がたっぷり入っているので身体にも優しいというのは素晴らしいですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!