東京餃子通信編集長の塚田です。
今回の関西出張では初日は京都で「鳳飛」と「楽仙楼」の2軒の餃子を堪能してきました。
2日目は大阪に移動。タイトなスケジュールだったのですが大阪でもなんとか2軒の餃子店を回る事ができました。
1軒目は鶴橋から。
関西出身の餃子好きの方にどこに行くべきか尋ねたところ真っ先に名前があがったのがこちら「味力亭」。
JR鶴橋駅の改札から徒歩3分ぐらいのところで黄色い「餃子専門店」の看板を見つけました。
「味力亭」は本家特派員が以前の記事で解説していましたが元々は丸正系の餃子店の一つとして営業されていたそうです。
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餃子のお持ち帰りコーナーがある店は当たりの確率が高いという経験則があるのですが「味力亭」には立派なお持ち帰りコーナーがありました。
これは期待ができそう。
そして「味力亭」はお昼のあと通し営業を行っているというのもありがたいです。
この日は朝4時まで営業しているのだとか。この近辺では深夜の餃子のニーズがあるのですね。
餃子の材料へのこだわりはもちろんですがお米も魚沼産のこしひかりを使っているらしいです。
これは贅沢。餃子ライスにすることにしました。
店内に入ると夕方の中途半端な時間だったので客は私だけ。
私は厨房が見えるカウンターの手前の席に座らせてもらいました。
店員さんが一人で黙々と餃子を仕込んでいました。店は開けているものの夜の仕込みの時間のようです。
餃子はなんと6種類もあります。
「味力亭餃子」と「味鶴餃子」の2種類とライスを注文することにしました。
しばらくして餃子とライスが登場。
良い焼き色の一口サイズの小ぶりな餃子が7個ずつ並んでいます。
手前が「味力亭餃子」で奥が「味鶴餃子」です。
餃子の形やサイズは丸正の餃子に似ています。
まずは、店名のついた「味力亭餃子」から。
薄皮でふわっと餡を巻いた餃子で食感は柔らかめ。
餡はニンニクがガッツリ効いていているスタミナ抜群の味付けです。
味力亭の魅力は唐辛子たっぷりのラー油。
砂の部分を餃子ダレにたっぷり溶くのがポイント。
ピリッとした辛味はありますが激辛ではありません。
餃子にたっぷりとタレをつけて、、、
魚沼産こしひかりのライスにワンバウンドさせて餃子を口の中に。
さらに餃子が口の中から消えないうちにバウンドを受け止めた部分のライスをかきこみます。
餃子も米も美味しくて文句なし。
続いて「味鶴餃子」をいただきたいと思います。
見た目は「味力亭餃子」と全く同じ。
異なるのは餡の味付け。「味鶴餃子」はニンニクを使わず、代わりに生姜をたっぷり使っています。
生姜の爽やかな香りがふわっと広がる上品な味付けです。
こちらも餃子ダレをたっぷりつけてライスにワンバウンドさせていただきます。
「味鶴餃子」の爽やかな味付けもご飯に合いますね。
がっつりスタミナ系とさっぱり生姜系の餃子がコシヒカリを挟んで入れ替わるのでいつまでも飽きがなくノンストップで食べられてしまいます。
隣の餃子とくっついてしまった場合は無理に剥がさずにダブルで行くのもオススメです。
丸正の系譜の餃子ではありましたが、看板だけでなく味の種類も増やして「味力亭」オリジナルの餃子に仕上げていました。
今回はコシヒカリとの共演を楽しみましたが、次回訪問時にはビールとの相性も確かめたいですね。
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