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堀川北大路の「鳳飛」でふんわり餃子とからし鶏【京都】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日またまた関西出張があったので大阪と京都の餃子店を巡ってきました。今回は1泊2日だったので京都と大阪でそれぞれ2軒ずつ、合計4軒の餃子店を食べ歩いてきました。

まずは京都から行ってみましょう。

京都駅から地下鉄で北上すること15分ほどの北大路駅に向かい京都の知人と待ち合わせ。

この周辺はかなりの高級住宅地らしく、大きなお屋敷が立ち並んでいます。東京で言ったら田園調布のようなイメージです。

駅から住宅街を10分ほど歩くと最初の目的地「鳳飛」の看板が見えてきました。

こちらは京都中華の老舗「鳳舞(2009年に閉店」の暖簾分け店として人気のお店です。



お店は最近改装をされたそうでモダンな作りになっています。

休日の浅めの時間に訪問したのですが店内はほぼ満席。カウンターの奥の席に通されます。

とりあえず瓶ビールを注文し、メニューをチェックします。



気になるメニューは色々ありましたが、この日はハシゴをする予定だったので餃子2人前とからし鶏を注文。

からし鶏は「京都の中華」という文庫本でも紹介をされていた当店の看板メニューの一つです。

ちなみに追加注文はかなり時間がかかるらしく、できれば一度で注文をして欲しいとのことでした。

確かに店内のお客さんの他にもご近所さんと思われるお客さんから電話などで持ち帰りの注文が入ります。



先にからし鶏の登場。

大きな鶏の唐揚げに唐辛子で赤くそまった辛酸っいあんが掛かっています。

からし鶏を口に入れるとサクッとした唐揚げの食感と同時に鶏の旨味と酸味が感じられます。

「あまり辛くないのかな?」と油断をしたところで、遅れてピリピリっとした辛味追っかけてきます。

たまらずビールに手を伸ばしてしまいます。

これはビールによく合う料理ですね。



続いて焼き餃子の登場。

しばらく見とれてしまうような美しさ。

餃子の形も、焼き目も、並びも、お皿も一分の隙もない完璧な仕上がりです。



小ぶりの餃子がサクッと焼き上げられています。



皮は薄めですがしっかりとしたモチモチ食感があります。

餡は控えめにふんわりと包んでいます。



餡はキャベツ多めですがコクも十分に感じられます。

あっさりしている味付けでキャベツの甘さと豚肉の旨味が活かされた上品な餃子ですね。



味の変化を出すために酢醤油も試してみます。

からし鶏が辛いのでラー油は無しで。



酢醤油で濃いめの味付けにするとご飯が欲しくなる餃子になります。

この餃子はご飯のおかずにもビールのつまみにもなる変幻自在の餃子です。

一緒にいった友人がからし鶏のタレに餃子を食べることを試してみたのですが、これはタレが強すぎてハズレだったようです。



ライスが欲しくなったのですが次の店のためのお腹の余裕が欲しかったのですが泣く泣く我慢。

餃子→ビール→からし鶏→ビール→餃子が休みなく続いて、あっという間にお皿は空になりました。

滞在時間はとても短かったですが、地元で長年愛されているのがよく分かるとても良いお店でした。


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tarekomi