東京餃子通信編集長の塚田です。
JR宇都宮駅からたれこみ情報をもとにバスに乗ること15分ほど、県立博物館のある中央公園近くの住宅街にやってきました。
バス停から住宅街を歩いていくと住宅が立ち並ぶなか、餃子と書かれた幟が見えてきました。
目的のお店「すみよし」に到着です。
宇都宮餃子会に所属していないので公式ガイドブックにも公式マップにも載っていない、地元でも知る人ぞ知るという存在の餃子専門店です。
餃子の価格は焼きと水が200円、生餃子は170円という超リーズナブルな価格設定。
お店に入った後でご主人にお話を聞いた所、開店した17年前からこの価格を維持しているとのこと。
開店当時は市街地にある有名店よりは少し高めの価格設定にしたらしいのですが、価格を据え置きにしている間に周りが値上げした結果、市内でも最安価格帯になったてしまったようです。
こじんまりした店内の奥のテーブル席に通されて焼き餃子、水餃子を1人前ずつ、そして瓶ビールを注文。
お通しはししとうのしょうゆ漬け。
ししとうとビールで餃子の焼き上がりを待ちます。
5分ほどでまず焼き餃子が焼き上がりました。
サイズは一般的な餃子と変わりません。
蛍光灯の光で写真写りは今ひとつですが良い焼き加減でした。パリッと焼けています。
もっちりした皮は自家製とのこと。
ご主人曰く、皮を仕入れてしまうと原価が上がるので皮から作るのだとか。
一方で包みは機械で包んでいました。包み機もお店にあるようです。
この辺のコストを下げる努力で餃子の価格を据え置くことができているのでしょうね。
中厚でもっちりした弾力のある皮に包まれた餡はキャベツ多めのあっさり系の味付けです。
これぞ宇都宮餃子といった毎日でも食べられる感じの餃子ですね。
薄めの酢醤油とラー油で味を調整しながらいただきます。
ラー油を多めでピリ辛にするとビールによく合います。
続いて水餃子をいただきます。
オリジナルのスープにニラが少しだけ添えてあります。
この皮はもっちりしていて弾力があるので水餃子向きです。
茹でるとつるっとした喉越しになりワンタンと水餃子の良いとこ取りしたような感じです。
スープの味付けは自分で調節可能。
私はラー油をちょい足ししました。
焼き餃子も水餃子もこれぞ宇都宮餃子という生活に密着した毎日食べられる餃子でした。
すみよしでは持ち帰りや通販でお届けする際に、餃子のおいしい焼き方の秘訣を伝授するための説明書きを入れていて、だれでもお店の味が再現できるのだとか。
現在では持ち帰りや地方発送の売り上げが圧倒的に高いそうです。
私もお土産に数セット冷凍餃子を注文しました。
- ジャンル:その他
- 住所: 宇都宮市住吉7-3
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- (写真提供:cocopome)