大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
久し振りに広島出張に来ました。
昨年に行けなかった広島の有名店「清ちゃん」、1カ月前に電話予約をし、なんとか一席空けて貰うことができました。
業務が終了して宿泊先から広島駅に向かいますが、夕方から大雨で電車のダイヤが乱れています…
ツイてないです。
予約時間が迫っていたので広島駅から銀山町までタクシーをとばしました。
銀山町の路地を小走りで「清ちゃん」に向かいます。
5分足らずで「清ちゃん」に到着。
うわぁぁ凄く雰囲気のある店構えです。
私の前の先客の歯医者さん達も帰るタイミングで私と入れ違いになり、店には私一人…
最後の予約客となりました。
女将さんは暖かく迎え入れて下さり、カウンターの隅に座りました。
と同時に「3人前ぐらい食べますか」…
と取り置きして貰っていた最後の餃子を焼き始められました。
フライパンに多めの油をひき、時折フライパンを揺すりながら揚げ焼きにされています。
餃子が出来上がるまで、女将さんと暫しお話をさせて貰いました。
こちらのお店は創業52年目とのこと。
ご主人はもう他界され、今では女将さんがお一人で切り盛りをされています。
暫くしたら餃子が出来上がりました。
その前に茹でモヤシ、自家製ポン酢のツケダレが出され、そしていよいよお待ちかねの餃子です。
三人前が円盤状に盛り付けられています。
なんて美しい焦げ目でしょう。
揚餃子と焼餃子の中間の様に仕上げられています。
女将さんに、餃子の食べ方を伝授して貰いました…
餃子のヒダの手前にくぼみがあり、これは“ネギポケット”と言うらしく、ここにネギ、そしてモヤシを乗せて食べることを勧められました。
早速その通りにして頂きます…
サクっ、最高の食感の後、ニンニクの良い香りが口の中に広がります。
一口サイズなので、箸がどんどん進みます。
生憎体調が優れずアルコールは控えましたが、この餃子には絶対ビールですね!
今回は店前の自販機でお茶を買い店に持ち込みましたが、次回は餃ビーです。
大凡30分位の間、何名かのお客さんが店を訪れましたが、残念ながら餃子は私で品切れだったので、女将さんが丁寧に閉店のお知らせをされていました。
なんか恐縮です…
「清ちゃん」
広島市中区銀山町13-11
082-249-0836
17:00〜22:00、日祝休
追伸:
地方出張の際には餃子の名店を巡るのが自分へのご褒美です。
仙台の「八仙」、宮崎の「黒兵衛」、名古屋の「夜来香」、宇都宮の「正嗣」、そしてシンガポールの「京華」…など、仕事とはいえ旅のいい思い出です。『孤独のグルメ』みたいですよね!
【大阪餃子通信:地方出張編】
■仙台「八仙」
■宮崎「黒兵衛」
■名古屋「夜来香」
■宇都宮「正嗣」
■シンガポール「京華」