東京餃子通信編集長の塚田です。
千代田線に乗る機会があったので町屋駅でぶらり途中下車。
町屋駅を降りるのは以前「餃子は一龍」でびっくり餃子を食べに行った以来なので2年ぶりです。
今回はあまり時間もなかったのと雨も降っていたので駅近くの餃子専門店を一軒だけ開拓することにしました。
千代田線の駅を出て京成線のガードをくぐると「餃子工房 ゆうき屋」の看板が見えてきました。
入り口の脇にはおみやげコーナーが。
私の長年の餃子食べ歩きで学んだ経験則から、お持ち帰りを積極的に行っている餃子店は当たりの可能性は高いです。
これは期待できそうです。
生餃子は少しお得な価格設定。
餃子以外もなんでも持ち帰りにできるようです。
ラーメンが持ち帰りできるってすごいですね。
店内に入ると、なんだか初めて来たとは思えない既視感を感じます。
壁には定食メニューがずらりと掲示されています。
カウンターの向かい側の厨房の奥からは黒い制服を着たご主人らしきかたが「カンカンカン」と威勢の良い音を立てながら中華鍋を降っています。
厨房のレイアウトもどこかで見たことが、、、
とりあえず焼き餃子を注文。
するとオーダーを取ってくれた店員さんが「イーガーコーテル」と厨房に伝えます。
あっ!
これで全てが繋がった!
ここは「餃子の王将」だったのです。
どこにも「餃子の王将」とは書いてませんが、溢れ出る王将感を抑えきれずにいます。
おそらく店主さんが王将出身で王将イズムを引き継いでいるのだと思われます。
餃子が焼きあがるまでの間はビールでつなぎます。
ビールは餃子の王将とおなじくアサヒスーパードライ。
しばらくして餃子が焼きあがりました。
香りも王将のそれです。
焼き面もムラなくパーフェクト。
餃子の王将の平均的なお店よりも焼きのレベルは高いですね。
よく焼きや両面焼きも通るのか試してみれば良かったです。
皮は中厚でおそらく機械で包んでいるようです。
今は亡き、王将の手包み餃子に再開できるかと少し期待しましたが、持ち帰り餃子も含めて大量の餃子が出るのでしょう。
餡も王将の餃子にかなり近い味です。
野菜が若干王将よりも粗めに刻んであるような気がしました。
テーブルにはからあげ専用の塩が用意されています。
これはマジックパウダーですね。
塩がピンクっぽいので岩塩を使っているのかも。
本家よりもレベルアップしています。
マジックパウダーは餃子との相性も抜群。
お酢を混ぜるとちょうど良いです。
もちろん通常の餃子のタレをつけて食べても美味しくいただけます。
餡の下味がものすごい強いわけではないので、酢醤油との相性も良いと思います。
あたかも古き良き餃子の王将に来店した感覚を得られる、私的にはとてもエンターテイメント性の高いお店でした。
とはいえ、今回は餃子のみの調査だったので、次回機会があれば定食メニューにもチャレンジしてみたいと思います。
特に焼き飯とからあげは気になります。
きっと全国にはゆうき屋のような王将感が溢れる餃子屋さんが多数あると思われます。
もし皆さんご存知でしたらタレコミ情報をよろしくお願いします!
餃子工房ゆうき屋 (餃子 / 町屋駅、町屋駅前駅、荒川七丁目駅)
夜総合点★★★★★ 5.0