東京餃子通信編集長の塚田です。
先日から千葉方面の投稿が増えていますが、今回も柏市から。
東武野田線にのって柏駅から一駅目の「豊四季駅」で下車。
住宅街の中を進んでいくと赤い「ギョーザ」の看板が見えてきます。
こちらギョーザショップは、大分前にタレコミ情報を入手してずっと気になっていた持ち帰りギョーザ専門店。
自宅の一角で営む家族経営の餃子店で、創業30年超となかなかの歴史のあるお店。
現在は創業者の息子さんが二代目としてお店を切り盛りしているようです。
にんにく無しは売り切れていたので、にんにくありの冷凍餃子のみを50個購入しました。
持ち歩き時間が2時間だと伝えると、大きめの発泡スチロールに餃子を入れてくれました。これで安心して家まで持って帰れます。
店内のギョーザ工房を覗き込むとそこには、東亜工業の「餃子革命」が鎮座していました。
自宅に帰って早速調理。
お店の近隣客を中心に販売しているだけあって、冷凍餃子がビニール袋に入っているだけ。ものすごく簡易な梱包です。
手で持ち帰るには問題ないですが、宅配便で運ばれてくるときには少し心配ですね。
餃子一緒に焼き方が書かれた紙も入っていましたが、店頭に貼ってあった説明書きの方が詳しく書かれていたので、こちらを参考に焼きました。
ギョーザショップの焼き方のポイントは、フライパンを熱する前に餃子とお湯を入れる点。
焼きムラができないという利点はありますが、皮がふやけすぎてしまうリスクも伴う焼き方です。
ギョーザショップの皮は、ちょっとやそっとお湯に浸かっていてものびない自信があるのでしょう。
お湯をいれたら蓋をして強火で加熱します。
お湯が全て蒸発してきたらここでごま油を投入。
ごま油が全体に回るようにフライパンを揺らしながら、焼き色をつけていきます。
カリッとよく焼き気味に焼けました。
若干奥の方が焦げてしまいましたが、ギリギリ合格ラインでしょう。
カリッと均一に焼けました。
餃子革命を使って包んでいるため、底面が完全にフラットになっています。
このため焼き目にムラが出にくい。
機械包みも利点があるんですよね。
(手で包んでもパットに並べる時に押し付けるように底面をとれば同じなのですが)
やや厚めでしっかりした皮を使っています。
このためお湯に浸かっている時間がやや長くなっても皮がダレません。
薄皮の冷凍餃子に比べると断然焼きやすい。
家庭で簡単にキレイにやける餃子だと思います。
餡は野菜多めでキャベツ、ニラ、生姜、ニンニク、豚肉とかなりオーソドックス。
ですが、ありきたりの餃子ではなく、具材と味付けのバランスがビシッと決まっています。
ニンニクの香りもしっかりしていて、下味も十分。
キャベツにはこだわっていて季節によって夏はつま恋産、冬は知多半島産と産地の違うキャベツを使い分けているそうです。
タレをつけずにこのまま食べても美味しくいただける餃子です。
餃子の味にうるさい息子たちも大絶賛。
子供は忖度なしに正直な意見を言うので、彼らが褒めるというの実はすごいことなのです。
タレはつけずにお酢にコーレーグースーでいただいてみました。
余計な塩気や油っぽさを足さずに、辛味と旨味を足してくれるので味のしっかりした餃子にはお勧めの食べ方です。
わざわざ柏から大きな発泡スチロールの箱を持って帰った甲斐がありました。
ギョーザショップはネット通販はやっていないようなのですが電話・FAXでは注文ができそうです。
また調べてみたら柏市のふるさと納税の返礼品として提供されていたので、ふるさと納税で手に入れるという方法もありますよ。
ギョーザショップ (餃子 / 豊四季駅)
昼総合点★★★★★ 5.0