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「山東厨房」で10種焼餃子食べ比べランチ【綱島】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

東横線綱島駅の駅前にある「山東厨房」は、横浜中華街の「山東」風のココナツダレで食べる水餃子が食べられるお店として、以前紹介させてもらいました。

www.tokyogyoza.net

久しぶりに「山東厨房」の前を通ったところ、新しい餃子メニューが出たことを発見。

 

焼餃子が10種類に増えていました。

しかも食べ比べのセットまで用意されています。

 

10種の焼き餃子は、

  • 大葉焼き餃子
  • ゆず焼き餃子
  • 明太子焼き餃子
  • 鶏軟骨焼き餃子
  • 魚焼き餃子
  • チーズ焼き餃子
  • 多種野菜入り焼き餃子
  • ニラ入り焼き餃子
  • キムチ入り焼き餃子
  • セロリ入り焼き餃子

と、ニラや大葉といったベーシックなところから魚や明太子といった、焼餃子の具材として変わったものまでバラエティに富んでます。

 

もちろん自家製水餃子も健在。

水餃子にもセロリ入りが新たなラインナップとして追加されていました。

 

この日はランチタイムだったのでビールセットは遠慮しておきましたが、500円~の設定でかなりリーズナブルに楽しめます。

 

餃子10種をすべてたべたかったのでセットと、干し豆腐入り海鮮スープを注文しました。

大きなどんぶりに注がれたスープがなんと300円。

これも驚きの価格設定。

 

塩味であっさり系のスープですが、うまみはしっかり出ています。

干し豆腐が入っているので、おなかも結構満たされます。

ダイエットに良さそうなスープですね。

 

そして10種焼餃子。

一つだけ黒い皮で明らかに目立っていますが、他の餃子もよく見ると皮の色が微妙に変化していたりします。

一つ一つ手間かけて作っているのが伝わってきます。

焼き加減もいい感じですよね。

 

まずは、多種野菜入り焼き餃子から。

皮は水餃子に比べると薄めに伸ばされています。

柔らかいのですが弾力もしっかりある良い皮です。

 

餡には野菜がたっぷり。

キャベツがベースではあるようですが、ニンジンなど餃子には珍しい野菜もはいっていました。

ザクザクっとした野菜の食感が印象的。

味付けはあっさり系ですが野菜が本来持っている甘さを活かされていました。

 

ゆず焼き餃子は、タレにつけて食べてみました。

餃子の餡の味付けはそれほど濃くなく、柚子の香りが良いアクセントになっています。

ココナツダレとの相性も良かったです。

皮がしっかりしているからかもしれないですね。

 

次はセロリ入り焼き餃子。

実はセロリは餃子の具材としてはよく使われる野菜です。

香味野菜の一つとして良い働きをしてくれます。

ただこの餃子はセロリがかなり強めに使われているので、好き嫌いは分かれるかもしれません。

私は子供のころはセロリ全くだめだったのですが、40歳をすぎたぐらいから美味しく食べられるようになりました。

一説には、これは舌が大人になり老化してきている証拠らしいですね。

 

続いて鶏軟骨焼き餃子。

皮に薄く色がついてますが、皮に青汁を練りこんでいるとのこと。

青汁と鶏軟骨の組み合わせって不思議ですよね。

皮自体の味は通常の皮とそれほど異なりません。

皮だけを食べれば違いが判るのかもしれないです。

 

餡には鶏軟骨が入っているのでコリコリっとした食感が感じられます。

餡の味付けはさっぱり系なので、お好みでタレを付けて味を調整しても良いと思います。

 

こちらは明太子焼き餃子。

ピンク色の明太子が皮から透けて見えますね。

ベースの餡に、明太子がトッピングとして足されています。

明太子の餃子というのはあまり食べたことがありませんでしたが、結構いけますね。

明太子ってどんな料理にでも会うのかもしれないですね。

万能っぷりに脱帽です。

 

これは大葉焼き餃子。

大葉は定番のトッピングですね。

明太子焼き餃子と対照的に外側からだと大葉がそれほど透けて見えません。

餡を大葉で包み込んでいるわけではなさそう。

 

刻んだ大葉が餡の中に練りこまれていました。

大葉の爽やかな香りが、豚肉多めのジューシーな餃子によく合います。

 

こちらはチーズ焼き餃子です。

見た目からは全くどれがチーズ餃子なのか判定できなかったのですが、ベースの餡にチーズが足されています。

チーズの量は、意外と控えめでチーズの主張は弱めでした。

 

皮が赤い餃子はキムチ入り焼き餃子。

キムチは辛さだけでなく発酵によって旨味が増しているので餃子の具材には非常に適しています。

ランチタイムよりも夜にビールと一緒に楽しみたい餃子ですね。

 

終盤にきて山東厨房の定番のニラ入り焼き餃子にあたりました。

ニラがたっぷり使われていた良い香りです。

色んな種類の餃子を食べると、やっぱりベーシックな餃子も食べたくなるものですね。

安心して食べられる餃子です。

 

ラストの黒い餃子は魚焼き餃子。

皮にはイカ墨が練りこまれていて、皮も餡もシーフードな餃子です。

 

白身魚のすり身に人参などの野菜が混ぜ込まれていてさつま揚げのような餡。

スープも一緒に練りこまれていて味は強めについています。

魚の餃子は珍しいですが、結構いけますね。

水餃子にしても美味しく食べられると思います。

 

 焼き餃子だけで10種あるお店も珍しいですが、さらにそれを1個ずつ出してくれるお店は更に貴重な存在。

私的には魚の餃子が意外と美味しくて新たな発見になりました。

皆さんもいろいろ食べ比べて、好みの餃子の具材を探してみてください。

 

山東厨房中華料理 / 綱島駅
昼総合点★★★★★ 5.0