東京餃子通信編集長の塚田です。
最近話題の「完全食」、BASE PASTAをご存知でしょうか?
全粒粉の小麦やチアシードなど10種類以上の栄養豊富な食材が練りこまれたパスタ麺で、1食で1日に必要な栄養素の1/3を摂ることができるのです。
私も会社に常備していて、時間があまりとれないときのランチに重宝しています。
さて「完全食」といえば、私も数年前から名刺に「餃子は完全食」のスローガンを印刷し、餃子が栄養バランスの良い食事だということをことあるごとにPRしてきました。
「餃子は完全食」というスローガンは、元をたどれば美味しんぼの山岡士郎さんの言葉だったりもします。
この様に私は「完全食」という言葉にはそれなりに思い入れがあります。
と、いう訳で「完全食」を標榜するBASE PASTAを使って「完全食」である餃子作りにチャレンジしてみたいと思います。
まずはBASE PASTAを使って水餃子が作れないかと、麺から皮づくりを試みます。
半生麺なので上手に水分を加えて圧力をかければ生地っぽい状態に戻せないかと試みましたが、団子状態にはなるもののお湯でゆでるとボロボロに、、、
大惨敗で水餃子化の道はあきらめました。
そこで作戦変更。
世の中には麺の状態のまま餃子を作る方法があるのです。
皆さん、大阪の高槻名物のうどんギョーザをご存知でしょうか。
昭和50年代から作られているご当地B級グルメです。
私も以前、京都から大阪への移動中にうどんギョーザを食べるために高槻で途中下車をした思い出があります。
高槻うどんギョーザの会の公式サイトには、うどんギョーザのレシピと解説動画まで公開されていました。
これで、完全食 × 完全食なうどんギョーザを作ることができそうです。
うどんの代わりにBASE PASTAを軽く茹でてから適度な大きさにカットします。
これで生地の完成。
豚肉とニラなどの野菜をつかったベース餡。
そこにつなぎとして生卵を投入。
更に先ほどカットしたBASE PASTAを入れてしっかりと混ぜます。
これで餡は完成です。
無茶苦茶簡単ですね。
フライパンを使って一口サイズに取り分けた餡をそのまま焼きます。
皮で包まないのが高槻うどんギョーザのポイントです。
皮に相当する麺は餡に混ぜ込まれています。
軽く押さえつけながら両面をカリッと焼けば高槻BASE PASTAギョーザの完成。
BASE PASTAが一食で1日に必要とされる栄養素の1/3を摂取することができるということなので、高槻BASE PASTAギョーザを食べれば、計算上は1食で2/3の栄養素が摂取可能という事です。
ただし、豚肉と野菜でかなりかさ増しをしているので、一人前を一人で食べられるか否かは微妙なところ。
ちなみにBASE PASTA一袋で400gぐらいの餡ができてしまいました。
高槻で食べたうどんギョーザにかなり近いものができました。
見た目は小さなハンバーグのようですが、麺の部分がカリッと焼けていて食感のアクセントになっています。
味は餃子餡なので餃子そのもの。
ただ、皮で包んでいないため水分や脂分が外に出ていしまい若干パサついた感じになってしまいました。
この点に関してはもう少し改善の余地がありそうです。
BASE PASTAでかさ増しをしている分、通常の餃子餡と同じような味付けだと若干味付けが薄く感じるかもしれません。
このため餃子同様に酢醤油のタレをつけたり、味噌だれをつけたりして、好みに合わせて味付けを調整するのが良いと思います。
メーカーが推奨する通常のBASE PASTAの食べ方では基本的には主食という立ち位置を崩さないのですが、高槻うどんギョーザ的にアレンジすることでご飯のお供や酒の肴にもその活躍の場を広げられそうです。
この点は特に大きな可能性を感じることができました。
おかずにその活躍の場を広げられれば、更に栄養バランスの高い食事がとれますよね。
個人的な望みとしては、餃子の皮や生地や粉の状態でBASE PASTAの材料を手に入れて、BASE GYOZAを作りたいものです。
餃子は完全食!BASE PASTAも完全食!
しっかり食べて、健康な身体を作りましょう。