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「夏の青島啤酒 餃子祭」in 赤坂「梅梅」に中国全土の餃子が集結

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 東京餃子通信編集長の塚田です。

先日「中華料理もっと向上委員会」主催の「夏の青島啤酒 餃子祭」に参加してきました。

私は案内をもらってすぐに申し込んだのですが、人気のイベントであっという間に満席になっていました。

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会場は赤坂Bizタワーの「梅梅」。

際コーポレーションが運営するお店で、元々この場所にあった「ドラゴンレッドリバー」から最近リニューアルをしたそうです。

ちなみに「ドラゴンレッドリバー」は、数年前に食べあるキングのコラボ企画で四川火鍋炊き餃子というメニュー開発をお手伝いしたことがある、思い出のお店です。 

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 今回の餃子祭では普段お店では出ていない餃子メニューが出るとのことで楽しみにしてきました。

 

青島ビールでは、青島ビール好きが集まるコミュニティ「青島ビール団」が立ち上がったのですが、今回の餃子祭はそのキックオフ的なイベントでもありました。

会場には40名ほどの青島ビールおよび餃子愛好家の皆さんが集結。

 

ドリンクはもちろん青島ビール。

普段は小瓶の青島ビールを飲むことが多いですが、今回は缶ビールが用意されていました。

 

今回提供されたの特別料理を料理長自らが紹介してくれました。

梅梅の厨房には中国から来た点心師の方もいるそうで、かなり期待が持てます。

 

最終的に18種類の料理が出てきたのですが、参加者の皆さんとの会話が楽しくていくつか写真を撮り忘れたため、餃子以外は特に印象的だった料理だけ紹介していきます。

 

まずは前菜の豚耳と胡瓜の辛味和え・

辛く味付けされたミミガーです。

コリコリした食感と辛味がビールをどんどん進めます。

前菜にはフェンネルのサラダやイカの冷菜などがありました。

このペースで行くと、青島ビールが何缶飲むことになるか心配になります。

 

そしてここからはしばらく餃子ラッシュ。

まずは水餃子から。

青島名物の鰆の水餃子。

海が近い青島では魚介類を使った餃子はかなりポピュラーな存在で、特に鰆が人気があるそうです。

日本では鰆の餃子には滅多に出会えないので嬉しいですね。

非常にさっぱりしていて、最初に出てくる餃子としては最適かもしれません。

 

中国のスタイルにならって黒酢を少しつけて水餃子を頂きました。

 

続いて緑色の蒸し餃子。

こちらは潮州のエビと豚肉の蒸餃子。

浮粉を使った透明な皮。

中には粗く刻まれた豚肉や野菜類が入っていて、香港などで食べる蝦餃などの上品な点心とは少し異なる感じの餃子でした。

 

続いて北京代表は、棒焼き餃子。

ここ「梅梅」を運営する際コーポレーションも、この棒焼き餃子から始まったといっても過言ではない、フラグシップ的な料理ですよね。

 

この棒餃子がかなり大きい。

これだけでお腹にがっつりたまりそうです。

日本人向けに皮はかなり柔らかくパリッと焼ける感じに仕上げてはありました。

北京で食べた棒餃子はもっと皮がゴワゴワしてました。

 

続いてまたまた水餃子が登場。

こちらは何が包まれているかというと、、、

 

なんと雲丹。

贅沢な水餃子ですね。

こちらも青島の雲丹水餃子。

豚肉のベース餡に、雲丹がトッピング。

濃厚な雲丹の香りが口の中にぶわっと広がります。

 

続いては、またまた南下して上海へ。

上海と言えば生餅包子。

日本での通称は焼き小籠包。

熱々の肉汁がなかから飛び出てくるので、気を付けていただきました。

生餅包子は、「梅梅」の人気メニューの一つとして、普段から展開されているとのことです。

 

続いて沿岸部を離れ内陸へ。

四川の紅油餃子。

つるっとした食感のやや薄めの皮でを使っていました。

辛味の料理と青島ビールの相性の良さを再認識しました。

 

餃子のラストを飾るのはこちら。

新疆の羊肉のトマトスープ餃子。

 

新疆は回教徒の方が多いので羊が好んで食べられます。

当然ながら餃子の餡も羊肉。

小ぶりの餃子でスープと一緒にひとくちで食べられます。

トマトの酸味と羊の旨味と香りの相性が抜群でした。

 

餃子の他にも様々な料理が出てきて、お腹いっぱい。

ビールも料理もこれ以上入らないほど食べました。

 

こちらは、あさりのピリ辛炒め。

あさりの旨味を活かす程よい辛さに仕上がっていました。

 

このインパクトのある見た目の料理は、牡蠣とゴーヤのパン粉炒め。

フリッターにした牡蠣とゴーヤがこの中に隠れています。

餃子以外で出てきたの料理の中では、こちらが一番気に入りました。

単なるピリ辛ではなく、香辛料が色々と使われていた複雑な味に仕上がっていました。

 

ここで箸休めのわらび粉の春雨。

酸辣な味付けの冷菜で、お口の中をリセットします。

 

ラストは骨付き豚肉の醤油煮ご飯。

満腹状態だったので控えめにと思ったのですが、これまた美味しくてちょっとお替りして食べちゃいました。

 

デザートは黒蜜ゼリー。

甘くてさっぱりしていて、中国料理の締めにふさわしいデザートでした。

 

中国各地の餃子と中国料理はどれも美味しく更には青島ビールのアシストもあり、久々にこれ以上食べられないというレベルまで食べてしまいました。

あと、会場で青島ビールの輸入元の池光エンタープライズの方に聞いたのですが、この7月から青島ビールのIPAとホワイトエールが発売されるとのことでした。

IPA好きの私には嬉しいニュース。

まだ取扱店は少なそうですが、餃子食べ歩きのついでに探してみたいと思います。

www.ikemitsu.co.jp