東京餃子通信編集長の塚田です。
高知の屋台餃子と言ったら最初に名前の出てくる安兵衛。
超薄皮の皮で包まれた揚げ焼き餃子が無茶苦茶ビールに合うので、時々無償に食べたくなります。
高知までは気軽に餃子を食べに行くこともできないのでこれまでは「えびすの安兵衛」の状態だったのですが、こちらは開店からずっと1時間待ちが当たり前の大行列ができています。
予約もできないので、これまで安兵衛の餃子を食べるには1時間待つしかありませんでした。
しかし、そんな都内近郊に住む安兵衛ファンに朗報です。
東京の2号店が目黒に開店したという情報を得て、さっそく訪問してきました。
目黒駅からは権之助坂を下り、更に目黒川を渡った先に「屋台餃子」の看板が見えてきました。
徒歩で10~15分ぐらいでしょうか。
ちょっと駅からは遠いですが、これくらい不便な方が行列ができにくくてよいのかもしれません。
この日は行列はありませんでしたが、毎日すんなり入れるわけでは無さそうです。
予約はできないので、満席の場合は外で待つのは「えびすの安兵衛」と同様。
ですが、今のところはそれほど混雑はしていないようです。
屋台風の内装に仕上げた店内に入るとカウンター席とテーブル席があります。
カウンター席があるので一人でも気軽に入れますね。
メニューも共通。
餃子は焼と水、それぞれにんにく有・無が選べます。
高知というとキリンビール推しというイメージが強いですが、安兵衛はアサヒ派。
他の店舗でもアサヒを推しています。
キリンも選択できたのであえてキリンを指定。
本当はクラシックラガーが良かったのですが、普通のラガーで我慢。
餃子の焼き上がりまでの間に選んだのは切ピーマン。
高知県は全国でも有数のピーマンの産地でもあります。
ピーマンのシャキシャキ食感とほのかな苦みが、ビールのつまみとして丁度良いです。
しばらくして焼餃子が登場。
良い焼き色ですね。
黄金色に輝いています。
超薄皮で包んだ餃子をフライパンを使い油多めの揚げ焼きに仕上げています。
これが安兵衛をはじめとする高知餃子の基本スタイルです。
端の方の餃子はほぼ揚げ餃子の様な仕上がりに。
サクサクっと軽い食感がビールをどんどん進めます。
餡の具材もキャベツが中心。
安兵衛の焼餃子はニンニク有の方が私好みです。
調合済みのタレが用意されているので、ラー油とブレンドしてタレをたっぷりつけて食べます。
味を濃い目にした方が、ビールには合うんですよね。
続いて水餃子です。
こちらはスープが付いてきます。
まずは皮の薄さをご覧ください。
餡の具材が透けて見えますよね。
安兵衛では超薄皮を使うため、調理の直前まで餃子は包みません。
作り置きをしてしまうと野菜の汁などで皮がすぐにダレてしまうのです。
包みたての餃子が食べられるというのも安兵衛の魅力の一つですね。
水餃子はニンニク無を選択。
かなりあっさりした風味なので、まずはタレにつけていただきました。
水餃子だと皮の薄さをより実感できます。
餡のキャベツのザクザク食感がダイレクトに感じられるぐらい皮が薄いです。
水餃子のもう一つの楽しみ方がスープと一緒に。
こちらの食べ方だと皮のつるっとした感じが楽しめます。
締めの餃子にはスープ餃子が良いかもしれません。
FCとかチェーン展開すると元の味と変わってしまうケースも多々あるので少し心配
していましたが、「めぐろの安兵衛」ではちゃんとした安兵衛の餃子が食べられて大満足。
予約不可かつ立地もあまり良くないので、恵比寿に比べればすんなり入れる可能性は高いと思いますよ。