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伊丹のミシュラン店「大阪王」が手掛ける新業態「餃子専門 餃子王」【大阪】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

引き続き関西からの餃子レポートをお届けします。

向かったのは大阪大学の豊中キャンパスのある石橋阪大駅前の「餃子専門 餃子王」。

お店の入り口には「餃子と生ビール」とでかでかと書かれています。

まだ明るい時間ですが飲みたくなっちゃいますよね。

 

入口脇にはお持ち帰りコーナー。

東京では比較的珍しいですが、関西の餃子店にはかなりの高確率でお持ち帰りコーナーがあります。

 

店内はカウンターのみで10席ほどのこじんまりとした店舗。

実はこちらの餃子王は、伊丹の「大阪王」から生まれた新ブランドのお店とのこと。

 伊丹の「大阪王」にはちょうど一年前ぐらいに訪問していますが、ミシュランガイドにも掲載された超有名店です。

www.tokyogyoza.net

 大阪王はメニューを焼き餃子のみに絞った一点勝負型の餃子店ですが、こちら餃子王では色々な餃子を楽しめるようにしているそうです。

 

餃子は、

  • 焼餃子
  • 蒸し餃子
  • 揚げ餃子
  • しそ餃子
  • えび餃子
  • チーズ餃子
  • あさりのスープ餃子
  • 餃子磯部揚げ
  • 餃子のスイーツ

などなど盛りだくさん。

注文に悩みますが、まずは焼きと揚げを注文しました。

 

先に揚げ餃子が運ばれてきます。

表の看板で餃子と生ビールに洗脳されていたので、ついつい生ビールを注文。

 

サクサクっと軽い触感の中にはキャベツと豚肉のバランスの良い餡。

ニンニクや生姜の香味野菜がけっこう効いています。

 

そのままでも結構しっかりした味付けですが、岩塩につけて食べることを勧められます。

ちょいつけぐらいで十分だと思います。

 

ラー油が美味しいのでタレもつけて食べてみました。

タレは調合済みの酢醤油が用意されてありました。

 

ラー油の辛味が欲しかったのでタレをたっぷりつけちゃいました。

これだとちょっと味が濃すぎたかも。

餃子にラー油だけをちょい乗せしても良かったかもしれませんね。

 

続いて焼き餃子。

先ほどの揚げ餃子と餃子自体は同じものを使っているようです。

 

焼き加減はちょうど良い感じですね。

ムラもなくキレイに焼けていると思います。

 

皮は中厚。

店内に包み機が設置されていて、それを使って包んでいるようです。

揚げ餃子に比べると餡の味がさっぱり目に感じられます。

同じ餃子なのに調理方法で印象が変わりますね。

 

ですので、焼き餃子には餃子ダレをたっぷりとつけていただきました。

これくらいつけて食べるのが丁度良いぐらい。

 

もう一皿いけそうだったので追加でチーズ餃子を注文しました。

チーズ餃子は、これまでの揚げと焼とは全く異なる形状。

焼き面も下になった状態でお皿に盛られて登場しました。

ひとくち餃子のような包み方ですね。

皮の外からもチーズがたっぷり入っているのがわかります。

 

ひっくり返してみると、焼き色もしっかりついています。

 

ベース餡はおそらく、これまでの餃子と同じくキャベツのザクザク感が感じられるものだったのですが、チーズ比率がかなり高くなっています。

ひとくちで頬張ると、皮のなかから濃厚なチーズがトロトロっと溶け出します。

これはお酒が飲みたくなる餃子ですね。

 

大阪王の新業態だけあって、餃子メニューのバリエーションを増やしながらも基本をしっかりと抑えているので、どの餃子も外さない安心感がありますね。

この業態ももう少し増やしても面白と思いますし、大阪王、餃子王の両ブランドとも是非東京にも進出してきて欲しいものですね。

 

餃子王 石橋店餃子 / 石橋阪大前駅
昼総合点★★★★★ 5.0