東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、大阪の天王寺に行ったついでに、気になるお店があったので少し足を延ばして西田辺までやって来ました。
地下鉄の駅から一番街というさびれた飲み屋街を抜けていくと、その餃子店が見えてきます。
今回訪問したのは「餃子のじゃいあん」。
昨年の6月にオープンしたばかりの新店です。
名前のインパクトもあるのですが、大阪餃子通信の記事によるとこちらの店長さんはチャンピオンで修業をされた方らしく、そこに魅かれてやって来ました。
チャンピオンは今里や上新庄など数店舗展開している餃子専門店です。
私も以前今里店を訪問したのですが、一回の訪問でファンになってしまいました。
じゃいあんのジャイアン似の店長さんは、深江橋店で修業をされていたらしいです。
店内はカウンター席と奥にテーブル席が一つとかなりこじんまりした作りです。
店長さんが一人で切り盛りされていました。
この日2軒目の訪問だったので焼き餃子と水餃子を1人前ずつ注文。
瓶ビールを飲みながら餃子が焼き上がるのを待つことにしました。
じゃいあん餃子は「秘伝の4度焼き」なる技で餃子を焼き上げるのが特徴。
焼き時間は10分とかなり長めに設定されています。
秘伝ということなので、おそらくチャンピオンのあのカリッとした焼き方がこの4度焼きなのだと推測されます。
厨房の中を見ていると、最初は普通に焼き始めているのですが、途中で数回に分けて油をかけている様子。
適度なタイミングで油を足していくのが秘伝の技なのかもしれませんね。
焼き餃子に先行して水餃子が茹で上がりました。
チャンピオンでは水餃子のことをソフト餃子と呼ぶのですが、それに近い形状とサイズです。
水餃子に軽く塩が振ってあるのでそのまま食べるのがオススメとのこと。
これもチャンピオンと同じ食べ方ですね。
ツルっとしたのど越しのよい食感の皮です。
一口サイズで餡もかるめなのでパクパク食べられちゃいます。
餡は野菜がたっぷり使われているので、とてもあっさりしています。
7個(1人前)なんてあっという間に消えていきます。
続いて秘伝の4度焼きが施された焼き餃子。
超良く焼き。
素晴らしい焼き色ですね。
焼き面や揚げたような感じにサクッと仕上がっています。
薄めの皮を使っているのは近しいですが、包み方に関してはチャンピオンの今里店とは少し異なります。
包み方に関してはじゃいあん流なのかもしれませんね。
小さめの餃子ですが餡は結構入っています。
野菜が中心の餡なので焼き餃子にしても軽めの仕上がりになっています。
そのまま食べるとあっさりしすぎという方には餃子ダレを自分好みに調合。
私も後半は味に変化をつけるためにタレを使ってみました。
酢醤油の濃さはベースとして推奨されているお酢6に醤油4の比率。
そこに一味唐辛子を足してみました。
一味唐辛子が餃子に絡むようにたっぷりタレをつけていただきました。
当たり前ですが、タレをつけると大分味の印象がかわりますね。
ビールに合わせるのであれば、タレ有りの方がよさそうです。
餃子のじゃいあんでは、30分以内に餃子140個を食べたら賞金5000円というチャレンジ企画なんかもやっているそうです。
サイズも小さくてあっさりしているので140個ぐらいであればいけちゃいそうな気がしますね。
私は、ゆっくり美味しく食べたい派ではありますが、大食い、早食いに自信のある方がいましたらチャンレンジしてみてはいかがでしょうか?
餃子のじゃいあん 西田辺店 (餃子 / 西田辺駅、鶴ケ丘駅、南田辺駅)
夜総合点★★★★★ 5.0