東京餃子通信編集長の塚田です。
通常時には横浜中華街には年に何度も訪問していたのですが、今年は新型コロナウイルスによる外出自粛の影響もあって一度も訪れることができていません。
中華街ロスを解消すべくネットで色々と情報を調べていたところ、なんとあの「山東」が通販を行っていることを発見。
「山東」は、横浜中華街の中で餃子と言ったら一番最初に名前があがる餃子の名店です。
私もこれまで何度も訪問しては、餃子をお腹いっぱい食べています。
以前からお店でお土産餃子として冷凍水餃子を購入できることは知っていたのですが、通販もやっていたとは全く知りませんでした。
通販サイトでは、定番の水餃子の他に、セロリ水餃子や焼餃子、焼売など様々な点心メニューが販売されてました。
今回は水餃子と小籠包を注文してみました。
水餃子は一袋に10個が一袋になっていました。
価格は20個で1,740円(税抜き)です。
秘伝の餃子ダレの素も一緒についてきます。
こちらは小籠包。
8個で1620円(税抜き)とやや高めの価格設定ですが、一つ一つ丁寧に手作りされていてサイズもかなり大きめなので納得価格ですね。
早速調理方法にしたがって調理を進めていきます。
まずは時間のかかる小籠包から。
蒸籠をセットして、、、
13分蒸せば完成です。
これだけなので簡単ですね。
続いて水餃子の調理。
大きめの鍋でお湯を沸騰させて水餃子を投入。
最初は餃子が沈むので、底にくっつかないようにゆっくりかき混ぜます。
約10分間茹でていきます。
お湯が沸き立ってきたら差し水を入れていきます。
7~8分で餃子が浮かび上がってきます。
ここから少し待って約10分ぐらいのところで完成です。
小籠包も蒸しあがりました。
四角く切ったクッキングシートの上にのせて蒸しました。
これで小籠包が底にくっつかなくなり破れてしまうのを防げます。
美しいヒダですよね。
かなり大きめの小籠包なので自宅にあったレンゲには乗りませんでした。
そっと箸でつまんで小皿に乗せていただきました。
頑張ってひとくちで頬張ると、中からジュワーっと肉汁があふれ出してきます。
餡も豚肉がたっぷり使われていて食べ応え抜群です。
二つ目は黒酢を少しかけていただきました。
黒酢の香りとの相性もとても良かったです。
水餃子も美味しそうに茹で上がりました。
こちらも小籠包同様にかなりボリュームがあります。
箸で持ち上げるとずっしりした重量感とともに皮のモチモチっとした弾力が感じられます。
モチモチっとした厚手の皮の中にはニラたっぷりの餡がぎっしりと詰まっています。
山東の水餃子は特徴的なタレに注目が集まりがちですが、私にとってはこの餡が好みのど真ん中の味付けなんですよね。
もちろん秘伝の餃子ダレも用意してあります。
ココナツをベースとしたタレの素を薄口醬油で溶くだけであのタレが完成です。
水餃子にたっぷりとココナツタレをつけて食べると、タレがニラの風味や豚肉の肉汁と合わさって、より味わい深い餃子に生まれ変わります。
試しに、自宅にあった他の餃子にこのタレをかけて食べてみたのですが、餃子の餡の味とタレの味がぶつかってしまい全然合いませんでした。
やはりこのタレは、山東の水餃子があってこそのタレなのだと改めて感じました。
横浜中華街に気軽に遊びに行けない状況下である今、山東の水餃子が自宅で楽しめる幸せを改めてかみしめながら餃子をいただきました。
行列に並ぶ必要もありませんし、茹でるだけで簡単にお店の味が再現できるのも魅力ですね。