東京餃子通信編集長の塚田です。
「肉汁餃子製作所ダンダダン酒場」が「肉汁餃子のダンダダン」に改名したってご存知でしたか?
実は、私も知りませんでしたが6月の終わりに店名が変わったそうです。
「肉汁餃子製作所ダンダダン酒場」は、中華居酒屋ではなく餃子が主役でお酒が飲める「餃子酒場」という新しい業態を広めてきました。
いまでは大手居酒屋チェーンも軒並み餃子推しの居酒屋を展開するなど「餃子酒場」は一つの業態として定着してきた感があります。
今回の「肉汁餃子のダンダダン」への改名は、餃子の持ち帰り需要やファミリー需要などもにも対応していきたいという思いから来ているとのことです。
確かに今年の外出自粛期間には私も「ダンダダン酒場」の冷凍生餃子をテイクアウトして家で焼いて家族で楽しみました。
今回は「肉汁餃子のダンダダン」への改名を記念して(?)、お店からご招待をいただきまして、友人と2名で久しぶりに訪問しました。
緊急事態宣言が明けてからの初ダンダダンです。
訪問したのは「肉汁餃子のダンダダン 渋谷道玄坂上店」。
「どんな風に変わったのかな?」と思いお店までくると、なんと看板には「肉汁餃子製作所ダンダダン酒場」と書かれています。
看板などは今後変えていくらしいです。
店頭には「餃子とビールは文化です」のスローガンが掲げられています。
素晴らしい言葉ですよね。
このスローガンは店名から「酒場」が消えたとしても引き継いでほしいです。
店内に入り着席。
一人で飲んでるおじさんもいれば、家族連れのお客さんもいて、確かに客層はバラエティにとんでいます。
我々おじさんチームは「餃子とビールは文化です」を忠実に守り、ビールと餃子を注文。
生ビールを飲みながら餃子を待つという至福の時。
しばらくして焼き餃子と水餃子が運ばれてきました。
焼き餃子はカリッと丁寧に焼かれています。
ダンダダンはどの支店に行っても丁寧に焼いてくれる印象があります。
餃子酒場をけん引してきたプライドが感じられます。
そしてダンダダンの肉汁餃子の特徴の一つが全粒粉入りの皮。
弾力が強くモチモチしているうえに香りも良い。
そしてこの強い皮の中に肉汁たっぷりの餡が詰め込まれています。
お酒のつまみとして行けるようにやや強めの味付けになっているのでつけダレは不要です。
熱々の餃子を頬張って肉汁を堪能したら、ビールでいったんリセット。
自然と次の餃子に箸が伸びます。
全粒粉の皮は水餃子で食べるとより、小麦の風味を感じることができます。
焼き餃子と水餃子を食べ比べてみるのも面白いですよ。
餃子でビールを空けてしまったのでホッピーへ変更。
ダンダダンでは、ホッピーの焼酎にはキンミヤが使われてます。
しかもナカのお替りをすると、店員さんがやかんでキンミヤを持ってきてくれて、こちらがストップをかけるまで注いでくれるという太っ腹かつ危険なルール。
この大衆酒場ののりも新しいブランドに代わっても引き継いでほしいところです。
こうなったあ酒場のノリでおつまみを頼んでいきます。
こちらはたらもサラダ。
餃子の皮せんべいにたらもサラダをこれぐらいたっぷりと乗せて食べるのがオススメです。
続いて葱レバー。
こちらもお酒がすすむ一品です
餃子と並んでダンダダン酒場の人気メニューだったのが馬刺し。
赤身、たてがみ、ふたえご、トロと4種類の部位が楽しめます。
焼酎や日本酒と合いそう。
続いて手羽餃子。
これが熱々で美味しいんですよね。
手羽餃子については「餃子なのか否か」という論争が起きますが、私としては美味しければどちらでもOKというスタンスです。
ラストは麻婆豆腐。
先日お弁当で買って美味しかったのでお店でも食べてみることにしました。
お店では土鍋の中に豆腐が一丁まるごと入ってくるのですね。
あんの上からには大量の五香粉が振りかけられています。
この五香粉が良いアクセントになってます。
久しぶりのダンダダンを十分に楽しませていただきました。
今後ブランドコンセプトの変更によって、どんなお店に変わっていくのは楽しみですね。
酒場好きのオジサンからの希望としては「餃子とビールは文化です」は、是非とも引き継ぐようお願いいたします。