東京餃子通信編集長の塚田です。
金沢にある屋台餃子の専門店「風天」の餃子が美味しいというタレコミ情報をいただいたので早速お取り寄せをしてみることにしました。
屋台餃子とありますがお店自体は金沢工業大学の近くにあるロードサイド店。
居酒屋風の作りの立派な店舗の様です。
餃子だけでも「福餃子」「にんにく餃子」「特製えび餃子」と3種類あります。
金のシウマイなる焼売も販売されています。
これも美味しそう。
まずはベーシックなやつを食べておこうと、福餃子を発注しました。
数日後、餃子が届きました。
パッケージはお洒落。
贈答品にも使えそうですね。
こちら「福餃子」は24個入りで一箱1080円(税込み)です。
箱をあけると冷凍餃子がぎっしりと詰まっています。
うまく詰められていて、箱がゆれても餃子が動かない様子。
トレイに固定をされているわけでは無いのに、全く皮の割れ欠けがありません。
皮は石臼引きの小麦粉と使った薄皮が特徴とのこと。
そして餃子の包み方が変わっています。
真ん中に向かって皮が寄せられ、またヒダの両端がつぶれていています。
下から見ると三日月形ではなくカヌーの様に上下も左右も対称に近い形です。
お店の紹介文では「手を合わせ幸せを祈るような形の福包みで巻きました」とあります。
この包み方はは福包みと呼ぶのですね。
どうやって包んでいるのか気になります。
特別な型でもあるのかな。
ちなみに「福包」というのは日本人で初めて水戸黄門様が餃子を食べたときの餃子の呼び名です。(鴨肉の水餃子だったらしいですね)
同梱されていたおいしい焼き方に従ってフライパンで焼きました。
ポイントは普通の餃子よりも「少なめの水」で蒸し焼きにする点です。
薄皮の冷凍餃子は蒸し時間が長いと伸びてしまいますし、短すぎるとヒダ部分が冷たいまま残ってしまうので、実は焼くのが難しいんです。
水の量ともう一つのポイントがごま油をつかって香りをつけながら焼くこと。
餃子同士がくっつかないように並べて水は60cc程度。
6分ほど蒸し焼きにしてから仕上げに焼き色を付けたら完成。
パリッといい感じに焼けました。
始めて焼いた割には上々の仕上がりだと思います。
酒のつまみに良さそうな餃子だとは思ったのですが、平日のランチタイムだったので餃子定食としていただきました。
サイズはやや小さめ、皮も薄いのでパクパク食べられますね。
ニンニクをはじめとして香味野菜は控えめ。
その代わりに甘味を強く感じます。
淡路島のタマネギが甘味の決め手なのだとか。
また豚肉も旨味のしっかりした豚肉を使っています。
サツマイモを食べて育った黒豚を使っているそうです。
肉を粗めに挽いてあるので食感のアクセントにもなっていますね。
食材の風味を活かした優しめの味付けなので酢醤油で味を調整。
ごま油を使って焼いたので辛味にはラー油を使わずに家にあった唐辛子のペーストを使ってみました。
ご飯のおかずとしても美味しくいただけましたが、やはりこの餃子は酒のつまみとして食べたいですね。
パクパク食べていったら12個の餃子があっという間に胃袋の中に消えていきました。
餃子だけをつまみにお酒を飲んでたら一人で一箱(24個)は軽くいけそうな気がしますね。
通販をやっていない餃子もお店では出しているらしいので、金沢に行く際にはお店にも立ち寄ってみたいと思います。
JR東日本の新幹線は半額キャンペーンやっているし、GOTOトラベルキャンペーンも続いているので、北陸新幹線で金沢餃子ツアーもやってみたいですね。