東京餃子通信編集長の塚田です。
神田や御徒町で人気の中国東北料理店の「味坊」グループが昨年から通信販売を始めています。
私は味坊グループのなかでは御徒町の「老酒舗」がお気に入りでちょくちょく訪問しています。
以前、老酒舗のイベントで酸菜と餃子の作り方をオーナーの梁さんから教えていただく機会もいただきレポートさせてもらいました。
「味坊集団」の通販サイトでは、水餃子各種の他に羊肉串などの味坊での人気の中国地東北料理や広東料理の点心類まで購入できます。
更には酸菜などの漬物や調味料までもが販売されています。
見ているだけでも楽しいですね。
一番人気の「【お試しセット】味坊の水餃子5種類50個セット」を購入。
追加で「熟成エゾ鹿餃子」と「酸菜」も購入しました。
水餃子5種類50個セットは10個ずつ小さな袋に入って送られてきました。
- 羊肉とトマトの水餃子(赤)
- 羊肉と玉ねぎ の水餃子(紫)
- ニラと玉子の水餃子(黄)
- 羊肉と大根の水餃子(青)
- 羊肉とセロリの水餃子(緑)
の5種類。
袋にシールが貼られていて餡の具材が見分けられるようになっています。
餃子だけを見ると何餃子なのか全く分からないですからね。
エゾ鹿餃子は緑色の皮に包まれていました。
まずは5種類の水餃子から調理していきます。
たっぷりのお湯に凍ったままの餃子を投入。
餃子同士や餃子と鍋が張り付かないように、軽く菜箸で混ぜながら茹で進めていきます。
袋に入っているときにはシールが貼ってあるのでわかりますが、鍋に投入するともうわかりませんね。
結局どの餃子なのかは食べてみてのお楽しみ。
餃子を茹でること10分弱。
餃子が浮かんできてぷっくりと膨れてきたら完成です。
手作りならではの弾力のある皮にそれぞれの餡が包まれています。
羊肉とトマトの餃子はトマトの酸味と羊肉の相性が素晴らしい。
トマトの餃子って自宅ではなかなか作らないですが、中国では結構定番のようですね。
羊肉と玉ねぎは玉ねぎの甘味で羊肉の風味がより引き立つ感じ。
牛肉の餃子に玉ねぎが良く入っているイメージがありますが羊肉にもよく合います。
ニラと玉子はシンプルですがとっても美味しい。
私の大好きな餃子の具材の一つです。
老酒舗でもほぼ毎回食べてます。
これを出してくれるお店は少ないので通販で購入できるのはうれしいですね。
羊肉と大根は大根が羊肉の旨味を吸収していて美味しかったです。
食感も独特で面白い。
ラスト、羊肉とセロリの餃子は、羊肉のつよい風味に負けないセロリの強さが加わり癖になる感じの味わいになっています。
どれも甲乙つけがたい美味しさですが、羊肉とトマト、ニラと玉子あたりが私的には推しの餃子です。
皆さんも食べ比べて好みを見つけてみてください。
餃子はタレを付けずにそのまま食べても良いですが、香酢とラー油で食べるのもおすすめです。
続いて鹿餃子。
皮にはほうれん草が練りこまれているそうです。
どんな味なのか興味津々。
鹿肉は旨味が強いもののジューシーさにかけるという課題があったそうですが、そこに適量の豚脂をたすなどの工夫をしているそうです。
そこにニンニクの芽や生姜、花椒などで香りづけをしているそうです。
ギュッと旨味が凝縮されたような餃子です。
羊肉とはまたちがった独特の風味がありますね。
これは他では絶対に食べられない餃子です。
香酢との相性も抜群。
鹿肉の旨味がより引き立つ感じがしました。
味坊集団の通販サイトでは、今回食べた6種類の餃子以外にも、
- ラム肉春菊水餃子
- ラム肉フェンネル水餃子
- 羊肉と発酵白菜の水餃子
- 豚肉と発酵白菜の水餃子
- 羊とパクチーの水餃子
- 羊肉とパクチーの焼き餃子
- 羊肉と大根の焼き餃子
- 羊肉の焼き餃子
などなどの餃子メニューや、広州や潮州の蒸餃子を始めとする本格手作り点心が盛りだくさんです。
メニューもどんどん増えている様なので、これからも目が離せないですね。