東京餃子通信編集長の塚田です。
以前ご紹介した、住吉の餃子専門店「餃子とレモンサワー やち」が浅草橋に新店舗を出したということで訪問してきました。
10月末からは住吉のお店は閉じて、浅草橋店一本で営業しているそうです。
場所は浅草橋駅から徒歩3分ほど。
餃子とレモンサワーと書かれた提灯が目印です。
お店は地下一階にあります。
地下に降りていく階段からサッポロビール推し。
レトロな雰囲気のポスターが貼られています。
店内は住吉のお店に比べると数倍の広さ。
以前はワンオペでしたが、スタッフの数も増えてます。
店主さんを含め、スタッフの方はみんな奄美大島出身なんだそうです。
この日はほぼ満席とかなり賑わっていました。
サッポロ推しだったので、レモンサワーの前にまず赤星で乾杯。
つまみはもちろん餃子。
こだわりの焼き餃子からスタート。
焼き加減はちょうどよいですね。
やちの餃子には「キビまる豚」という沖縄の旨味の強い豚肉を使っています。
にんにくやニラといった香味野菜のパンチ力に頼らずに、素材の旨さでビールやレモンサワーに合う餃子を作っています。
続いて大葉と梅肉の水餃子。
水餃子ではきびまる豚に加えて白菜を使っています。
豚の旨味と脂身の甘さにしそと梅肉のさっぱりした風味がよく合います。
続いて揚餃子。
住吉のお店では揚餃子はなかったと思うので、おそらく浅草橋店での新メニューです。
ただの揚餃子ではありません。
甘酢あんがかかった、兆徳スタイルの揚餃子です。
甘酢あんの酸味が加わるだけではなく、あんのかかった部分がしっとりとした感じになって食感の変化も楽しめます。
こういうタイプのあんかけ揚餃子がもっと流行って、いろんなバリエーションが出てくると嬉しいです。
続いてラムパクチー水餃子。
ラムとパクチーの組み合わせは鉄板です。
クミンなどのスパイスも上手に使っていて、お酒が進む餃子です。
このあたりでレモンサワーに切り替えたのですが、うっかり写真を取るのを忘れてました。
奄美大島の黒糖焼酎をベースにした美味しいレモンサワーでした。
締めは炙りチーズ水餃子。
焼き餃子にチーズの組み合わせにはよく出会いますが、水餃子+チーズは意外と珍しいです。
仕上げのチーズを炙ることで、水餃子に香ばしが足されていて面白いチャレンジです。
これも酒のつまみになる餃子ですね。
この日は、新メニューも色々と出ていたので餃子ばかりを食べ比べました。
アレンジ餃子にしても同じ餃子を使い回さずに餡の具材や味付け調理方法を工夫しているところが素晴らしいですね。
餃子で勝負するんだという意気込みが感じられるお店なので、今後も頑張って欲しいですね。
餃子とレモンサワー やち 浅草橋店 (餃子 / 浅草橋駅、蔵前駅、両国駅)
夜総合点★★★★★ 5.0