東京餃子通信編集長の塚田です。
久しぶりに横浜桜木町で仕事があったので、帰りにふらっと野毛の街にやって来ました。
野毛には三陽や三幸苑など根強いファンを抱える餃子の有名店が沢山ありますが、今回は王道系といことで、焼き餃子の発祥の店の一つと言われている「萬里」にやって来ました。
本店と支店が30mぐらい離れてあるのですが、今回は本店に入ります。
一人だったので1階のカウンターに通されます。
オーダーは決まっていたので、焼き餃子、水餃子、肉団子(ハーフサイズ)そしてビールを注文。
まずはビールが登場。
乾いた喉を潤します。
続いて肉団子。
甘酢餡がかかったものと、塩と2種類から選べるのですが、今回は塩で。
カリッと表面が特徴です。
熱々の肉団子をハフハフ言いながら食べるのが旨いのです。
この塩は実は餃子につけるのもオススメなのです。
続いて水餃子が登場しました。
焼き餃子発祥の店ということで、これまで焼き餃子しか食べたことが無かったので、水餃子は初挑戦。
ひだをあまりつけずに閉じてあります。
皮は厚くはないのですが、しっかりしていてやや固め。
コシのある食感が印象的です。
以前はこの皮には不満があったのですが、久しぶりに食べてみると悪くないですね。
餡は野菜比率がかなり高めのさっぱり系。
やや大きくめに切られた白菜のシャキシャキした食感がポイントです。
特に水餃子では白菜は重要です。
生姜の風味が効いていて爽やかな味付け。にんにくが控えめなのも良いですね。
続いて焼き餃子。
こちらが昭和24年から提供され続けている焼き餃子です。
この焼き目みてください!
焼きムラもなく、美しいきつね色。
完璧なタイミングですね。
水餃子同様にひだは少なめ。
両サイドに小さなひだが付いているだけです。
皮はモチモチした食感があり、焼き目のカリカリ感とのバランスがとても良かったです。
餡は水餃子と共通のようですが、焼き餃子だとジューシーさも感じます。
生姜の香りが良いです。
これといった大きな特徴はないのですが、ここから焼き餃子の歴史が始まったとすれば、これがスタンダードな餃子の形とも言えますよね。
久しぶりの「萬里」訪問でしたが、以前よりも「萬里」の餃子が美味しく感じました。
最近、肉餃子や変わり種餃子や餃子のアレンジメニューなど食べる機会が多かったので、スタンダードな餃子を求めていたのかもしれないですね。
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