東京餃子通信編集長の塚田です。
TVKのローカル番組「LOVEかわさき」でまだ未開拓が紹介されていました。
国道1号線の多摩川大橋近くにある東芝の裏辺りにある「六龍」というお店です。
最寄りの駅はないので車で訪問しました。
「かわさき餃子舗の会」にも所属しており、味噌ダレ推しのお店です。
店内は週末のお昼時ということもあり満席。
順番待ちのお客さんも2組みほど。団体客が入っていたこともあり、20分ぐらい待ってようやく席に通されました。
店の奥にある座敷席に座ってメニューをチェックすると餃子が2種類あることがわかりました。
壁に貼ってあるメニューで「にんにく餃子」が推されていたので、少し高いですがお薦めの方を注文しました。
もう一つ、かわさき餃子みそを使った「川崎みそ焼きそば」。
数年前にかわさき餃子舗の会幸支部を中心に企画されたもので「六龍」でも展開されていました。
「川崎みそ焼きそば」かなりボリュームのあるやきそば。みそダレを使った味付けは濃いめでビールが飲みたくなります。
車を運転してきたので、ここは我慢。
続いてにんにく餃子。
きれいな三日月型の餃子が6個並んでいます。
タレはもちろんかわさき餃子みそ。
焼き目はやや薄めでムラもありました。
お店が混んでいたことも影響していると思いますが、ここはもう少し頑張って欲しいところ。
6個すべてがこれぐらいきれいに焼かれていれば完璧なんですよね。
中厚の皮でひだは大きめ。均等な幅でひだが刻まれていて、とても丁寧に包まれていることが伝わってきます。
皮の食感がかなりモチモチ感がありました。
餡は豚肉、キャベツ、ニラといったごくごくオーソドックスなものですが、豚肉の比率が高めで食べ応えあります。
そしてにんにくの香りはかなり強め。あおもりの良質なにんにくを使っているからなのか、にんにく臭は後までひきません。
餡の味付け自体は控えめにしているので、たっぷりとみそダレをつけて食べるのがお薦め。
さらに皮の表面だけでなく餡にもたっぷりとみそダレを染み込ませて食べると、タレなしの餃子の印象と全く違うものになります。
立地はあまり良くありませんが餃子も焼きそばも大変おいしく、地元で愛される「これぞ町中華」というお店でした。
このようなお店にはこれからも長く頑張って欲しいですね。
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