東京餃子通信編集長の塚田です。
根津の「海上海」の帰り道、千代田線の根津駅に向かう途中「餃子の」と大きく書かれた看板を発見。
店名の「蓬莱春飯店」よりも枕詞的についている「餃子の」による餃子アピールの強さに驚きました。
千駄木店ということで、本店所在地を調べてみると本店が鶴見にあるということが判明。
後日あらためて本店を訪れることにしました。
本店は鶴見駅前のフーガの地下飲食店街にあります。
ここは鶴見の街中華の老舗「満洲園」のある飲食店街です。
階段で地下1Fに降りていき、満洲園の前を抜けて奥に進んでいくと壁一面にメニューがならんでいるキラキラしたお店を発見。
こちらが根津で見つけた蓬莱春飯店の本店です。
店内は週末のお昼時ということもありほぼ満席。地元でとても愛されているお店のようです。
創業が昭和34年なので60年近くの歴史があります。それだけの長いあいだお店が続くというだけでもすごいことです。
ランチタイムはタイムサービスが効くらしく、手作り焼き餃子が100円引きの380円。
さらに1980円の飲茶コースなど、ちょっと贅沢な気分が味わえるコースメニューも用意されていました。
この辺は一般的な街中華のお店とは異なりますね。
タイムサービスの焼き餃子を注文しようと思っていたのですが、もっとお得なメニューを発見。
その名も「餃子定食」です。
餃子6個と麻婆豆腐、スープとライスがついてなんと700円。餃子一皿の通常料金が480円なので驚くほどお得なメニューです。
W餃子定食にすると餃子が10個で950円。
シングルが餃子6個なのに、Wが10個、、、
これはどういう計算なのでしょう?
色々悩みましたが餃子定食のシングルを注文しました。
席で待つこと10分ほど。
餃子定食が運ばれてきました。
麻婆豆腐は辛くてご飯が進むタイプの味付け。
花椒はそれほど強くはありません。
こちらがメインの焼き餃子。
やや大きめの餃子が6個なので結構食べ応えがあります。
焼き目は均一にきつね色になっていて丁寧に焼かれているのがわかります。
ちょうど良い感じの焼き加減ですね。
皮は中厚でヒダが大きめ。強く圧着はしていないので、ヒダの部分で皮の弾力を強めに感じました。
餡はオーソドックスに豚、キャベツ、ニラ、ネギなどで、ジューシーです。
味付けはやや甘めの味付け。
下味がしっかりしていて、タレをつけなくてもご飯が進みます。
味変をさせるために、残った麻婆豆腐のあんの部分を餃子ダレにしてみました。
辛味噌ダレ的な感じで甘めの味付けの餃子との相性は良かったです。
ランチのお得な定食メニューから、ディナー向け本格的な中華コースまでリーズナブルな価格で幅広く楽しめる使い勝手のの良さそうなお店でした。
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