東京餃子通信編集長の塚田です。
今年の3月に仕事で岡山を訪問した際に、岡山の焼き餃子の店をハシゴしてきました。
陶泉では薄皮のカリカリぎょうざ。
そして「ぎょうざ屋」では高知の屋台餃子を彷彿させる揚げ焼き餃子を食べてきました。
この岡山訪問の際に、事前リサーチにかかりながらもアクセスの悪さから訪問を諦めた店がありました。
それが山東水餃大王。
備前市の日生という兵庫県との県境に山東水餃大王はあります。
ずっと気になっていたので、先日お取り寄せをしてみました。
50個入りで3,510円。
かなり小ぶりの餃子がビニール袋にぎっしりと詰められて送られてきました。
専用のタレもついてきます。
餃子と一緒に餃子へのこだわりを記されたカードが同封されていました。
山東水餃大王の餃子は山東省出身の先生に台北で5年間かけて習った餃子ということです。
素材と鮮度にこだわり、一つ一つ手作りしている餃子とのこと。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、水餃子を投入。
5分ぐらいすると餃子がだんだん浮き上がってきます。
この状態から1分ぐらいで茹であがります。
手作り皮のツヤツヤした感じが良いですね。
小さめなので一人で15個ぐらいは軽く食べられそう。
皮はしっかりしてますが、薄くて柔らかめの食感。
豚肉餡はとてもジューシー。
上質な脂の甘みが印象的。
おかやまポークというブランド豚を使っているようです。
ほのかに香るのは黄ニラの香り。
緑のニラに比べると上品な風味に感じられます。
専用のタレをつけて食べてみます。
お酢が強めの酢醤油。
ジューシーな豚肉餡との相性はとても良いです。
そのまま食べるよりもタレをつけて食べる方が私好みでした。
説明書きにお好みでラー油や豆板醤を足すように書かれていたので、泰興楼で仕入れて来たC八醤を投入。
辛味と旨味が足され、これが完成系という味に仕上がりました。
本格的な手作り水餃子が自宅で楽しめるのは有り難いですね。
小ぶりなサイズなので鍋に入れても楽しめそうです。