北新地の期待の新店、芳寿豚専門「ぎょうざ家」【大阪】
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東京餃子通信編集長の塚田です。
福島駅近くの「マルジー餃子」から大阪駅方面に移動しながら「餃子や」、「立山」と一晩で餃子を食べ歩いてきた大阪餃子食べ歩きの初日。
かなり遅い時間になりましたが、もう一軒ぐらいいけそうだったので腹ごなしがてら北新地まで歩いてみました。
北新地は場所柄深夜帯に入れる餃子店が沢山あるので便利ですね。
今回お邪魔したのはまだできて数ヶ月という新店です。最近、北新地では餃子の新店が増えていますね。
「スタンドシャン食」の直ぐ近くのビルの1Fの奥の方にそのお店はあります。
今回は、食べあるキング仲間のMのランチのM三郎さんから情報をもらってやってきたのですが、看板も出ていないので前情報がなかったら見つけられなかったと思います。
ビルの廊下を進んでいくと「芳寿豚専門」と書かれたお店が見つかりました。
どうやらこちらがお目当てのお店「芳寿豚専門 北新地 ぎょうざ家」のようです。
店内はカウンターのみのこじんまりしたお店。
まだできて間もないので店内はとてもキレイです。
若い店主さんが一人で切り盛りしています。
メニューはニンニクあり・無しが選べる焼き餃子と豚肉をつかった料理。
どれも芳寿豚という長崎島原のSPF豚をつかっています。
芳寿豚は、ものすごく衛生管理にこだわって育成されていて、悪玉菌保有数はなんとマグロの刺身以下。生でも食べられるぐらい高品質の豚肉とのこと。
そんな芳寿豚で作ったローストポークやぬか漬けも食べてみたかったのですが、4軒目の私のお腹にはそんな余裕もなく、泣く泣く餃子のみを注文することにしました。
梅田スカイビルから北新地まで歩いて来たので、喉の渇きを潤すためにビールを一杯だけ。
餃子が焼きあがるまでの間、店主さんと少しお話をさせていただきました。
開店して、まだ数ヶ月らしいのですが、M三郎さんのブログを見てきたというお客さんがかなりいらっしゃるそうです。ものすごい影響力ですね。
さすが関西屈指のグルメブロガーです。
しばらくすると餃子が焼きあがりました。
小ぶりの餃子が8個。焼き色はすばらしく美しいきつね色。全く焼きムラがないのが素晴らしい。
「天平」を代表とする北新地のいわゆる「ひとくち餃子」とはかなり方向性のことなる餃子です。小さいながらも餡をたっぷり包み込んだ餃子です。
まずはタレをつけずに餃子自体の味を確かめます。
薄皮で焼き目はとってもパリッとした食感。餃子の大きさに対して焼き面を広めに取っているのがポイントですね。
餡はジューシーというよりも豚肉の旨味と甘味をしっかりと伝える味付けです。
できて数ヶ月とは思えない完成度の高い餃子です。
龍野の醤油をつかった酢醤油をつけて食べるのも良いのですが、店主さんのお勧めはもう一つのタレ。
テーブルの上にある岩塩をほんの少し餃子つけていただきます。
豚肉の旨味に自信があるからこそ進められる食べ方ですね。
そしてもう一つ、極め付けはすだち果汁。
徳島産のすだちを絞った果汁を餃子につけていただきます。
すだちの香りが餃子にとても良く会います。
以前、レモン汁は試したことがありましたが、すだちの方が香りも良くて餃子との相性が良さそうです。
現時点でも完成度の高い餃子ですが、この先まだまだ進化しそうな期待をもたせてくれる雰囲気のある店主さんでした。
北新地のなかで隠れ家的に使えるお店なので、今度は大阪の知人を連れて再訪したいと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!