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「ととら亭」の世界のギョーザ特集でリトアニアのコルディナイを堪能【野方】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

 「世界まるごとギョーザの旅」の著者、久保えーじさんが営む旅の食堂「ととら亭」で、世界のギョーザ特集で新しいメニューが登場したということで友人たちに声をかけて久しぶりに野方に集合しました。

今回は世界のギョーザ特集パート5です。

私もパート1、パート2の特集のタイミングにはととら亭を訪れて各国のギョーザを楽しませてもらいました。

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 約1年半ぶりのととら亭です。

 今回はどこの地域のギョーザが食べられるのでしょうか?

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店頭には世界のギョーザ特集パート5の看板が出ていました。

パート5で登場するのは、

  • リトアニア:シャウレイ風コルディナイ
  • ドイツ:フランクフルト風マウルタッシェン
  • トルコ:カッパドキア風マントゥ

 の3品。

リトアニアのコルディナイは初めてなので楽しみです。

そういえば、前回の訪問時に久保さんが次は旧ソビエト連邦の旅に出るということを言っていたので、その旅の成果なのでしょう。

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店内に入って久保さんにご挨拶。

メンバーが集まったのでスパークリングワインで乾杯。

旅のテーマに合わせて旧ソビエト連邦のモルドバ産を選択。

モルドバは、ジョージョアとならんで紀元前からワインを作っていた地域らしいですね。

程よい香りと酸味が印象的なスッキリした飲み口で乾杯の一杯には最適です。

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そしてこの日の一番の目的であるコルディナイの登場。

ギョーザ風の料理の上にサワークリームがかかっています。

さらにその上から長ネギが振りかけられています。

ネギが乗っているのは珍しいですが、リトアニアではボロネギが使われ、この形で提供されていたとのこと。

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ペリメニのようですが、コルディナイの方がサイズが大きめな気がします。

ただ極端に大きいというわけではないので、大きさの違いは作り手次第なのかもしれませんね。

 

厚めで表面がつるんとした食感の皮にサワークリームをたっぷり絡めていただきます。

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皮の中に包まれているのはとてもジューシーな餡。

豚と牛の合挽き肉と玉ねぎ使っているとのこと。

肉汁とサワークリームの酸味の相性がとても良かったです。

リトアニアのギョーザもなかなかの実力ですね。

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 続いてドイツのギョーザ「フランクフルト風マウルタッシェン」。

こちらは世界のギョーザ特集パート1のタイミングでいただきました。

マウルタッシェンに添えられているのは紫キャベツ。

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卵入りのパスタの様な皮の中には肉がたっぷりの餡が詰まっています。

マウルタッシェンは宗教的に肉食が禁止されていた聖金曜日にも肉を食べたいと神様に見つからない様に皮に包んで食べたのが起源となっている料理。

このため餡には肉がたっぷり詰まっています。

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マウルタッシェンは色々な調理方法がある様で、私がミュンヘンで食べたマウルタッシェンはスープに入ったギョーザで、皮に卵も入っていませんでした。

ととら亭で提供されているマウルタッシェンはフランクフルト風ということです。

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 次のギョーザ料理に備えてここで新たなモルドバワインの投入。

アンブレラのシャルドネです。

まろやかなブドウの風味が感じられる優しい味の白ワインです。

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シャルドネと合わせるのを勧められたのはトルコのマントゥ。

こちらも世界のギョーザ特集パート1でいただいたギョーザ料理です。

パプリカバターとミントの香り、そしてニンニクが効いたヨーグルトソースが印象的なギョーザです。

恐らく世界のギョーザ料理の中で一番小さいのがマントゥだと思います。

これを一つ一つ手で包むというのは大変な作業ですよ。

皮の中に包まれているのは羊肉の餡。

これがニンニクが効いたヨーグルトソースとの相性抜群です。

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期間限定料理としてトルコのギョレメ風イスケンデルケバブが用意されていたので、こちらもいただくことにしました。

スパイシーに仕上げられた牛肉をトマトソースで煮込まれ、そこにガーリックヨーグルトソースがかかっています。

先ほどのモルドバワインのシャルドネともよく合いますが、赤ワインも試してみたかったですね。

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各国のギョーザを楽しんだ後には締めのデザート。

ととら亭特製のババロアをいただきました。

あまさ控えめでとても美味しかったです。

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毎度新たな世界のギョーザへの出会いを提供してくれるととら亭で今回はリトアニアのギョーザ「コルディナイ」を堪能することができました。

世界各地のギョーザが楽しめるのは日本中探しても「ととら亭」しかないと思います。

恐らく世界でもこのスタイルのレストランは「ととら亭」以外には見つからないのではないでしょうか。

 

ちなみに世界のギョーザ特集パート5は、本日1月6日までで終了なので次回のギョーザ特集をお楽しみに。

久保さんによると次はトルコとエジプトへの旅に出るらしいです。

 

皆さんも世界のギョーザにちょっとでも興味を持ったら、久保さんの著作「世界まるごとギョーザの旅」を是非読んでみてください。

新たなギョーザの世界に出会えると思いますよ。

世界まるごとギョーザの旅 (かもめの本棚)

世界まるごとギョーザの旅 (かもめの本棚)

 

ととら亭洋食 / 野方駅都立家政駅
夜総合点★★★★★ 5.0