東京餃子通信編集長の塚田です。
この一年間、リモートワークと飲食店の時短営業がかさなり、なかなか餃子の食べ歩きができずに悶々とする日々が続いていますが、悪いことばかりではありません。
巣ごもり需要で餃子のお取り寄せの注目が高まった影響もあり、新たにお取り寄せできるようになった餃子の老舗店や人気店が続々と増えてきました。
なかでもうれしいニュースが赤坂珉珉の公式通販開始。
以前勤めていた会社が赤坂珉珉の徒歩圏にあったこともあり、私がこれまでに最も通っているお店の一つであります。
以前dancyuに私のインタビュー記事を載せてもらった時も、赤坂珉珉でのロケをお願いしました。
それぐらい大好きなお店です。
赤坂珉珉のお取り寄せは大々的な告知はせずに、昨年11月にひっそりと始まったのですが、餃子愛好家の間ですぐに話題となり今では2~3週間待ちになっています。
私もしばらくひっそりと楽しもうと東京餃子通信での紹介も控えていたのですが、ここまで人気になってしまえばもう隠すこともないと思いまして、開店から半年遅れではありますが購入レポートを掲載したいと思います。
お取り寄せをして届いた箱を開けると、プラスチックトレイの上に手作りでつくられたあの赤坂珉珉の餃子が並んでいます。
通販用に企画した別商品ではなく、お店の餃子と全く同じ餃子なんですよ。
赤坂珉珉はお店でもあえて餃子を冷凍して餡を熟成をさせてから焼いているので、お取り寄せにもそのまま対応できたのだと思われます。
同梱されていたチラシにはお母さんからのメッセージが書かれていました。
もう1年以上お会いしてないんだなぁ。
赤坂珉珉の餃子の代名詞でもある酢コショウで食べてもらうためにGABANのブラックペッパーも同梱されていました。
GABANのブラックペッパーは自宅にも常備されてますが、同梱されていたブラックペッパーをありがたく使わせていただきます。
家ではフライパンに円盤形に餃子を並べて焼くことが多いのですが、手引書に従って珉珉スタイルを踏襲し餃子を隙間を開けながら2列に並べて焼きました。
蒸し焼きにして約6分間。
お湯を飛ばしてから油を足して焼き色をつけること約1分。
カウンター越しに焼き機で餃子を焼いている音を何度となく聞いてきたので、焼き上がりのタイミングはだいたい音で分かります。
良い感じのところを見計らってお皿にひっくり返せば完成。
どうですか?
赤坂珉珉の餃子を焼くのは初めてでしたが、ほぼ完ぺきに焼けたのではないでしょうか。
嬉しくて自画自賛しちゃいます。
珉珉の餃子は焼き面が広くとられているのでカリッとした食感が強く出しやすいんですよね。
そしてひだのギリギリまでみっちりと詰まった餡。
ここまで餡が包めるのは皮に秘密があります。
加水率がかなり高めに作られているらしく、この皮はやわらかくて滅茶苦茶伸びるんです。
酢コショウはもちろん予め準備済み。
酢コショウをたっぷりつけて表面の余計な油を落とし、餃子にかぶりつきます。
中からは肉汁がびゅっと飛び出してきます。
これもお店と同じ。
粗めに刻まれた豚肉の旨味と食感、そしてニラのアクセントが素晴らしいですね。
オーソドックスなのにずば抜けて旨い。
この味に慣れてしまっているからなのか、ものすごく安心感のある味です。
我が家の家族はみんな珉珉の餃子が大好きなので、30個の餃子はあっという間になくなってしまい、追加注文となりました。
赤坂珉珉の餃子が自宅で食べられるというのは本当に贅沢な話ですね。
でも、実際に珉珉の餃子を食べたら、やっぱりお店に行きたいと言う気持ちが、より一層強くなってしまいました。
焼餃子も味噌餃子もドラゴン炒飯も茄子カレーも、あれもこれも食べたい。
大人数で行くのは難しくても、近いうちに早い時間狙って久しぶりに訪問してきたいと思います。